PCを丸ごとバックアップする方法

パソコンの回復

パソコンの回復

パソコンが元気なうちにやっておくべきバックアップ

先日、パソコンのハードディスクの断捨離を行い、ザックリ使ってないものを削除しました。今後のためにとバックアップ用に使えるぐらいの容量が確保できたので、そのハードディスクにまるごとバックアップをしてみました。

7,8年何もしないで、元気に動いてくれてるパソコンなので、ボチボチ何かあるかもと考えて下記のやり方で時間はかかりますが(2時間弱)無事作成成功です。「イメージバックアップ」を使って、PCの中身を丸ごとバックアップする方法です。作成したファイルはもちろん、アプリまで復元が可能です。アプリもファイルも丸ごとバックアップできます。こまめにデータをバックアップしている人もいると思いますが、OSが起動しない状況では作業が続行できないわけです。

パソコンの電源が入るなら大丈夫。元の状態に復帰できる見込みがあります。あらかじめ「イメージバックアップ」を作成しておきましょう。「イメージバックアップ」は、現時点でのパソコンの中身を丸ごとバックアップする機能です。データだけでなく、インストール済みのアプリも保存できます。ただ、イメージバックから、パソコンを元の状態に復帰させるには「システム修復ディスク」が必要になります。システム修復ディスクは、OSが起動しない場合にトラブルシューティングの画面を表示するためのツールです。イメージバックアップを作成する過程で作成できます。

必要な機器は以下の通りです

  • USB接続のHDD
  • 書き込み可能なCD/DVDドライブと空のメディア

DVDで2回やってみたが2回とも失敗したので、まさかと思いCDRでやってみたら、エラーもでずに作れた。生DVD2枚がご臨終に。

万が一の事態に備えるために、パソコンが正常に動いている状態で作業します。まさに今のパソコンの状態が保存されます。イメージバックアップの保存先であるUSB接続のHDDをパソコンに接続しておいてください。月に1回など、定期的に処理するのもおすすめです。

  1. [バックアップと復元(Windows 7)]の画面を表示する。
  2. スタートメニューから[Windowsシステムツール]→[コントロールパネル]の順にクリックして、コントロールパネルを表示しておきます。
  3. [システムとセキュリティ]の[バックアップと復元(Windows 7)]をクリックします。
  4. システムイメージの作成]の画面を表示する。
  5. システムバックアップの保存場所を選択する。
  6. [ハードディスク上]をクリックし、パソコンに接続したUSB接続のHDDを選択します。[次へ]をクリック
  7. バックアップするドライブを選択する。
  8. イメージバックアップを開始する。
  9. [バックアップの開始]をクリックします。
  10. イメージバックアップの作成が完了するまでしばらく待ちます。
  11. イメージバックアップの作成が完了すると、システム修復ディスクを作成するかどうかを確認するメッセージが表示されます。
  12. ここでは[はい]をクリックして作成します。CD/DVDドライブに空のメディアをセットしておいてください。
  13. [ドライブ]を指定して[ディスクの作成]をクリックします。

windows 10でバックアップを復元する

ここではシステム修復ディスクを使ってトラブルシューティングの画面を表示し、作成したイメージバックアップから復元します。

  1. CD/DVDドライブにシステム修復ディスクをセットし、イメージバックアップを保存したUSB接続のHDDを接続してからパソコンの電源を入れます。
  2. 以下の手順が開始されない場合は、CD/DVDドライブから起動するように、BIOS(バイオス)の設定を変更します。パソコンの電源投入後、モニターにメーカーのロゴが表示されたタイミングで、[Delete]キー、もしくは、[F2]キーを押すとBIOSの設定画面が表示されます。詳しくはパソコンの説明書を確認してください。
  3. BIOSの設定画面が表示されたら、「BootConfiguration」や「BootMenu」などの項目から「CD/DVD~」の項目を選択してください。
  4. CD/DVDドライブにシステム修復ディスクをセットした状態でパソコンの電源を入れると「CD、もしくは、DVD」から起動するには何かキーを押してください」という意味の英文が表示されます。この英文が表示されている間に、キーボードのキーを押します。どのキーでも構いません。
  5. オプションを選択する。
  6. [詳細オプション]をクリックします。
  7. [イメージでシステムを回復]をクリックします。
  8. システムイメージを選択する。
  9. USB接続のHDDに保存されたイメージバックアップのうち、最新のものが選択されるはずです。[次へ]をクリックします。なお、HDDにイメージバックアップが複数保存されており、特定の時点のイメージバックアップを利用したいときは[システムイメージを選択する]を選択します。
  10. 復元方法を指定する。
  11. システムイメージで復元する。
  12. 処理が終了するまで、パソコンの電源を絶対に落とさないでください。

イメージバックアップは、時間に余裕のあるときに作成しておきましょう。データだけでなくインストール済みのアプリも復元できます。アプリをインストールし直す手間が省けるので、万が一の備えとしておすすめです。

順調にいけば2時間弱ってところです。

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